整体とO脚矯正の「森愈庵」は大阪府 八尾市 山城町にある地域一番店を目指す整体院です。
「こころと整体」5.意識と無意識 -TMS理論とは-
現代心理学の第一人者『カール・グスタフ・ユング』の心理学を基として、こころのメカニズムについて、簡単に述べたいと思います。
私たちは、日常の中で、食べる・話す・歩く・仕事をする…などを行うときに、どうするべきかを頭の中で考えて、そして行動します。このときの考える働きを「意識(顕在意識)」と呼びます。
主婦の皆さんの悩みの種は、「今日の夕食の献立」を考えることですね。「昨日は、お肉食べたし、一昨日は、お魚だったし、今日は何がいいかしら?動物性たんぱく質が続いたので、じゃあ、今日は、お豆腐で何かを。」と、スーパーの豆腐売り場に足を運びます。このように、考え、行動するのは、意識の働きです。
ところが、豆腐売り場の前に来て、なぜか豆腐に手が伸びません。気が進まないのです。その奥さんは、豆腐嫌いでもありません。そして、ジャガイモを見た途端、「あっ、今日はやっぱりおでんがいいわ!」と言って、急遽、メニューが変わることって、ありますよね。こういう人を、普通、気まぐれな人と呼んだりします。
一見、場当たり的な判断に見られますが、このように「あっ!」と、思うときには、こころのもう一つの部分である「無意識(潜在意識)」が、働きかけている場合が多いのです。
「無意識(潜在意識)」とは、私たちの持つ「意識(顕在意識)」以外のもう一つの意識で、自分でも気付いていないが、存在し、意識に大きな影響を与えています。
無意識には、いろいろなレベルがあるのですが、例えば、この奥さんは無自覚的に自分が風邪を引きかけていることを無意識のレベルで感じていて、「風邪にはビタミンCが効く。よって、ビタミンCの豊富なジャガイモが、今の体には必要だ」と、無意識が判断し、そのような栄養計算は意識には上がらず、直感的に「ジャガイモが食べたい」と、こころの奥底から湧き上がって来るのです。
私たちは、すべて「意識」の部分だけで、生活しているように思いがちですが、このように「無意識」のフォローにより方向性が与えられ、その中で意識を用いて、物事を決めていることが多いのです。
私たちの生きている地球には、すべてのものがプラスとマイナスの関わり合いでできています。
熱いと冷たい、高いと低い、濃いと薄い、硬いと柔らかい、明るいと暗い、酸性とアルカリ性…それらが、交わりあい、熱すぎるのをぬるくしたり、濃いのを薄めたりと、バランスをとって、あらゆるものが存在しているのです。
そのプラスとマイナスの法則を古代中国の思想家は「陰陽思想・
陰陽論・陰陽説」と名付け、それを表すマーク(太極図→)を作り
出しました。
そして、人間のこころも同様、プラスとマイナスの作用で、バランス
が取れるように作られているのです。
そうです、「意識」と「無意識」とで、バランスを取っているのです。
たとえば、ある芸術家が、長年に渡る修行の末に、自らのスタイルを築き、高く評価されました。しばらくの間は、そのタッチで数々の素晴らしい作品を描いたのですが、ある時を境に筆が進まなくなり、とうとう絵を描かず、ただぼんやりと何もせず、過ごすようになります。これは、この芸術家の無意識が働き出し、意識と無意識との葛藤が、今までのパワフルでクリエイティブな生き方にブレーキをかけてしまったのです。しかし、ユングはこういった状況を「創造的退行」とか「創造的な病」と呼んで、その芸術家の意識と無意識とが統合された新たなよりすぐれたスタイルが誕生する前兆と見るのです。これらの現象は、人生の後半期に起こることが多く、「中年期の危機」と呼ばれます。「鬱(うつ)」の症状なども、その一つの表れだと言われています。
わたしたちは、意識(自分が考えていること)のみで、生きているように思いがちですが、それとは対極の考え(無意識)の力も借りて、うまくバランスをとりながら生きているのです。
ところが、なかには、あまりにも思い込み(意識)が強い人(たとえば、栄養素の計算どおりに食事をとらないと絶対に気がすまない奥さん)がいます。つまり、太極図の白の部分が全てと思っている人です。そのような人は、心の奥底から湧き上がってくる無意識の声を、無意識のうちに「抑圧(おさえつける)」します。つまり、見て見ぬふりでなく、見ても本当に記憶のメモリーから消去してしまうのです。すると、プラスとマイナス・陰陽の法則により、無意識が強く働きかけます。
ただ、それでも気付かないでいる、いい方法があるのです。自分の目の前に新たなメッセージボードが立てられて読むようにセッティングされても読まなくていいようにするには、ハンマーで自分の体を殴れば、その痛みのほうに意識が行き、無意識からのメッセージから目をそらせることができるのです。
そうです。4.「虚血状態が筋肉、神経に痛みをもたらす」において、「中には、『いや、私は本当にストレスなんか全然ありませんよ。』と言われるクライアントがおられます。しかし、そう言われるクライアントほど、痛みがなかなか消えないのです。」と、言ったのは、そのためなのです。
そのクライアントが、「首の後ろ側」、「肩の上部」、「背中や腰」、「臀部」などをハンマーで叩き続ける(つまり痛みが消えない)のです。
このように、こころが原因となって痛みを伴う生理的変化をもたらす症状を、総じて、「TMS(Tension Myositis Syndorome)」、日本語に訳しますと、「緊張性筋炎症候群」と呼びます。ニューヨーク大学医学部教授の『ジョン・サーノ博士』によって発見されました。
参考文献) 「腰痛は〈怒り〉である」 長谷川淳史
「ユング心理学入門」 河合隼雄
「手にとるようにユング心理学がわかる本」 長尾 剛
TMSとは
こころには「無意識」というもう一つのこころがある
自分の考え(意識)でない考え(無意識)にも支えられえいることに気付かないと…
5.意識と無意識 (TMS理論)
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全ての存在が、プラス的要素とマイナス的要素でバランスをとっている(陰陽思想)
「創造的退行」・「創造的な病」
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