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背骨」と「骨盤」と言えば、身体の中心部になる大きな器官ですね。
その両者をつなく関節が「腰仙関節」です。
腰痛の原因になる第一の箇所は「仙腸関節」ですが、それに次ぐ箇所としては、腰仙関節が挙げられます。
特に「イスに座ってじっとしていられない(モジモジ)」ようなときは、腰仙関節がズレていることが多いです。


腰椎5番と仙骨の関節といえば、上図の黄線辺りにあるように見えますが、本当の接点があるのは赤点線部分です。
腰椎5番(上図右)と仙骨(下図)を分けて、腰仙関節を説明しますと、腰椎5番の下関節突起と仙骨の上関節突起の接点(赤点線部)となります。
この接点は、「関節包」という硬い靭帯によってつながっています。

腰仙関節の歪みを確認するには、
「腰椎5番の棘突起」
にアプローチします。
棘突起を上下左右に押し、痛みor硬さを確認します。
右側に痛みがあれば、右腰仙関節が縮まり、硬くなって
います。
それを軽い力で押して、維持していると、だんだんと緩
んできます。