
厚生労働省の発表によれば、腰痛を持つ人は全国で2770万人も
いるといいます。
日本の人口が約1億2700万人だといいますので、その割合は
じつに、およそ
5人に1人の計算になります。
さらに、そのうち85%の人びとが原因不明で、何度もぶり返す
腰痛に悩まされているそうです。
このページでは、腰痛の原因となる、各関節の紹介を行います。
腰の痛みは、背骨の下側の
「腰椎」の痛みだけではなく、
そのすぐ下にある「仙骨」や、仙骨の両脇にある「腸骨」部の痛みも腰痛と呼ばれます。
つまり、「腰椎」と「仙骨」と「腸骨」が、微妙にずれて、
それらをつなぎ止めている靭帯が硬くなり、伸び縮みができなくなり、腰痛は起こるのです。
そのズレの起こりやすい箇所とは、 
@「仙腸関節」→click!
A「腰仙関節」
B「椎間関節・椎間板」
C「仙骨」
D「仙尾関節」 です。
〈各部の痛みの原因の箇所の見分け方〉
・前かがみで痛み → 「椎間板」に原因
・後ろ反らしで痛み → 「椎間関節」に原因
・寝返りが打てない → 「仙腸関節」に原因
・体が傾いている → 「仙腸関節+仙骨の傾き」に原因
・イスに座ってじっとしていられない(モジモジ) → 「腰仙関節」に原因
・車から降りるのに痛い → 「仙腸関節+痛い側の腸骨の後傾+股関節の外旋」に原因
その各部については、それぞれのページにて詳しく説明していきたいと思います。